【平成23年11月】今月の展望

◆◆「今月の展望」◆◆
11月8日~12月6日(節月 立冬~大雪の前日)
二十四節気 「立冬」りっとう「小雪」しょうせつ
今月の干支 「己亥」つちのと・い
今月の九気 「八白土気」はっぱく・どき
■「己」 つちのと・き 陰の土 ----------------
「己」=紀(すじ)の意。草木が十分に繁茂して盛大になり、筋道や道理が整然となった状態を表します。
湿ったやわらかい土で、万物をよく貯えます。自然界では田園・畑・平地に例えられ、のんびりとして穏やかな情景を見せ、五穀の豊穣を約束し、百花の成長を促し、憩いを与えてくれます。質は柔順で平穏。大人しく控えめで規則正しいです
時を得れば育成し発展させますが、時を失えば成長を拒絶し、受け入れるゆとりを失い、頑固になります。標準的になり、規則を作り、平穏で善良であることが求められます。
■「丑」うし・ちゅう 陰の土 土用 ------------
「丑」は、「紐(ちゅう)ひも・からむ」の意。萌芽が種子の中に生じて、まだ十分に伸び得ない様子を表します。
丑は陰の土性。季節は冬の土用で湿土です。表面的には柔軟ですが、内面は自我心が強く頑固です。行動は鈍く、人生の発展も遅いので、成功は晩年となります。慎重で思慮深いのですが、融通がききません。平和を好み動乱を嫌います。保守的で忍耐力があります。
■「亥」い・がい 陰の水 冬 ------------------
「亥」は「門の中に亥の字」(がい)で、「とざす」の意。草木すでに凋落し、生命の力が種子の内部に閉ざされてしまった状態を表しています。また、新しい生育の素を蓄えています。
亥は習得本能を備えています。意思が強く、正直で凝り性です。粘り強く、苦労や困難に強く、忍耐力を発揮します。
表面的には明るい性格ですが、内心は陰気で、孤独に弱く、衆を作ることを好みます。知恵や工夫の才能に優れ、計画や企画に能力を発揮し、困難を知性で乗り切ろうとします。
■「八白土気」はっぱく・どき -------------------
雑気★艮(丑寅)・北東・山・親族・身内・内輪・組織・同業者・家族・一時停止・曲がり角・終始・変化・継目・相続・節・変わり目・改革・改造・革命・引継ぎ・取次ぎ・切り替え・連結・接続・止む・断絶・打ち切り・停止・中止・閉店・再起・出直し・復活・交換・交代・移転・強欲・ケチ・貯蓄・歓迎など。
天象★曇天・天候の変化・気候の変わり目など。
場所★交差点・踏み切り・橋・家屋・倉庫・物置・小舎・旅館・船宿・宿泊所・休憩所・停車場・駐車場・五重塔・山・山林・高台・土手・堤防・築山・崖・石垣・石段・階段・門・木戸・トンネル・突き当たりの家・建て直しの家屋など。
事物★連続したもの・繋ぎ合わせたもの・積み重ねたもの・台の上のもの・積木・重箱・椅子・腰掛・縁台・机・テーブル・チョッキ・エレベーター・屏風・衝立・傘・枕・骨董品・改良品など。
人事★少男・親族・親子・相続人・後継者・肥った人・強欲の人・仲介業者・土建業者・旅館ホテル経営者・不動産業者・蓄財家・門番・守衛など。
生理★腰・関節・脊髄・粘膜・耳・鼻・歯茎・角膜・盲腸・ヘルニア・坐骨神経痛・こぶ・瘤など。
飲食★牛肉料理・鍋物料理・丼物・挽肉・貯蔵できる食品・ケーキ・数の子・魚の卵・串団子・小豆・汁粉・最中など。
動物★牛・虎。
植物★芹(せり)・土筆(つくし)・筍・葛・馬鈴薯・百合根・八つ頭・茸類など。
◆◆ まとめ ◆◆
◇変化の月◇中宮「八白土気」の代表する象意は、変化、改革、停止、打開、相続、後継、内輪ですが、これら革新の月として、何らかの変化が起こる月となります。
◇組織の手直し結束◇政治や経済面の改革、組織の見直し、根本的な方針の切り替えなどの要求が強まります。企業や家庭においても、組織や身内の結束の手直しが必要になり、それによって身内意識が高まり、活性化されることでしょう。
団体や組織、家族ぐるみの行動が盛んになり、相続や後継者の問題に目が向きます。庶民の買い物は「まとめ買い」が流行します。
◇企画は一時停止し変更◇また、進行中の事柄は一時停止し、企画や計画には変更が起こります。それらは家族や組織に影響し、親族や相続人との関係が悪化したり、結束が薄れてトラブルが生じたり、何事も変化変転して一貫性を欠きそうですが、ここで改善するところがあれば積極的に実行しておきましょう。先ずは「内輪の結束」を優先し、一旦停止してのち「改革」です。
良くも悪くも流行する月建の気は「九紫火気」で、表・陽・明の作用が活発となり、顕現・離合の作用が顕著です。
◇華美なものが目立つ◇先月に引き続き、表面を飾り、華美に目立つものが多く、何事も実体以上にアピールされることでしょう。別離・切断・分離・脱退・除名などが起こると同時に、合併・再雇用・再選などの事柄が話題になります。
◇判断は白黒ハッキリ◇大切なことは、物事の表面だけを見て判断せず、裏も見、白黒はっきりさせることが大切ですが、同時に先見性や透明性も大切です。
◇意思疎通の確認◇思い違いや勘違いも起こりますので注意しましょう。相手意図を確認し、記録を取るなど確認を怠らないようにして下さい。さらに、こちらの意思が相手に正しく伝わっているかも確認しておくことです。
◇複数の効果◇二度の作用も起こり易く、また二度目に調うということになります。人に意見を聞く場合は、二人の人に当ってみるのがよいでしょう。
◇遠方は行き違い◇巽宮の「七赤金気」が月破を背負い、金融の流れに支障を来たしやすいでしょう。金銭に関する事柄は、小さな事でもトラブルを含みます。遠方との取引は行き違いが生じ易いので、記録するなど意志疎通に尽力しましょう。
◇トラブルは金銭、保証人、女性、中傷◇日常では、お釣りの不足や品物の数の不足、家庭内でも金銭関係はご注意下さい。余計な一言を発してトラブルに発展します。金銭詐欺、保証人の損失(貸し倒れ)、刃物沙汰、通り魔、少女に関する事、凶器による事件を恐れます。交際による金銭の失費、過食や睡眠不足による体調不良、若い女性とのトラブル、他人からの誹謗中傷などにもご注意下さい。
◇今月は労働意欲の低下◇今月は鬼門の変化線に「土気」が揃い、消滅、腐敗、盗難、紛失、悪化、失敗、破産、廃物、毒物、強請、暴力などの現象が生じ易くなります。「二黒土気」は、「暗剣殺」と「定位対冲」を伴うため、世の中は全体的に勤労意欲が薄れ、業績も上がりにくく、「改革せねば」の意識とは裏腹に収入の面にも悪影響が出そうです。
失業、倒産、破産、土地や不動産のトラブル、集団等に関する問題、労働問題、大衆や食料品に関すること、仕事上のトラブル、就職問題なども苦慮ことするでしょう。
◇世話焼きが紛争の元◇古い問題の再燃、ベテランの登場、妻・母・老婦人の世話焼きは、かえって紛争が起こり易く、また、拗れ易いので注意して下さい。素直になれず、頑固を通せば、正しい方向を見失い兼ねませので冷静な対応が必要でしょう。
◇大きなお世話、お節介な人◇良かれと思って行なった小さな親切も「大きなお世話」となり易いので程々に。また、好意の押し売りなどしませんように。それは、あなたの評価を一気に下げた挙句「お節介な人」というレッテルを張られる結果となるだけです。
◇鬼門方向の商談は破談◇当然のことながら「鬼門ライン」艮方(北東)と、坤方(南西)に関わる事柄には注意が必要です。この方位からの縁談、商談、取引などは破談する可能性が高いので慎重に行なって下さい。
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◆今月の干支「己亥」は、別名「北国の浜辺」。
この干支を持つ人は、度胸があり勝負運に優れますが、自我が強く誇り高い面があり、組織内の反逆児になり易いのが特徴。
一匹狼のアウトサイダーで、家庭に執着せず、変化を好み、人生に浮沈多く、それらを繰り返す癖があります。平和から動乱へ、動乱から平和へと変化する過渡期に活躍します。
習得本能に優れ、何事も直ぐにマスター出来るなど、アイデア豊富で異常なまでの才能を持ちますので、一業に専念すれば名を成すことが出来るでしょう。
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