二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

【令和3年6月】一白水気月、甲午 水無月の展望

◆◆◆「6月の展望」◆◆◆
 6月5日~7月6日(水無月 芒種~小暑の前日迄)
 二十四節気 「芒種」ぼうしゅ「夏至」げし
 今月の干支 「甲午」きのえ・うま
 今月の九気 「一白水気」いっぱく・すいき
 今月の二十八宿 「角宿」かくしゅく、「東方青龍」とうほうせいりゅう


■「甲」きのえ・こう 陽の木 ------------------
甲の字は亀の甲羅を形取ったもので、そこから、甲羅のような堅い殻に覆われた種の状態の意味です。日本では「きのえ」(木の兄)ともいいます。

「午」うま・ご 陽の火 -------------
「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされます。後に、覚え易くするために動物の馬が割り当てられました。

■「角宿」かくしゅく、「東方青龍」とうほうせいりゅう -------------

今月の二十八宿(月が地球を一周する間に通過する28の星座:古代中国)「角宿:かくしゅく」は、和名「すぼし」です。今月から東方朱雀七宿に入り第一宿(番目)です。
「青龍の角」の意で、おとめ座のα星は、全天21の1等星の1つでスピカと呼ばれています。スピカと、うしかい座のα星アークトゥルス、しし座のβ星デネボラで、春の大三角を形成しています。
今月は、開店/衣類を裁断、着初め/棟上げ・普請造作・井戸掘/婚礼・旅行/開店・神仏祭祀に適した月です。お勧めしないのは葬式や葬儀です。

■※二十八宿※古代中国で月が地球を一周する間に通過する二十八の星座、江戸幕府の天文方「渋川春海」による貞享2年(1685)の改暦で、それまでインド起源の二十七宿が廃され中国起源の二十八宿に変更された。日本では7~8世紀頃に造られた高松塚古墳やキトラ古墳の壁画で発見されている。西洋の太陽暦基本の占星術に反して、和暦は月を基本とした陰暦、旧暦の卦に符合する。
190110_1.jpg ■「一白水気」いっぱく・すいき -------------
◇雑気◇北・坎・白・冬・夜・暗・穴・写・裏・盲・病・貧・胎。陥る・寝る・眠る・下がる・垂れる・浸る・漬ける・落す・消す・消える・隠れる・足跡・手品・水力・海水・水害・寒冷・沈殿・沈没・流れる・濡れる。洗面・入浴・水泳・潜在・隠匿・行方不明・敗北・没収。引き込む・沈着・立ち消え・湿布・交わり・苦しみ・悩み・泣く・困難・窮地・恐慌・愁眉・落胆・失恋・約束・遺恨・強情・失念・思案・思念・計画・創造・無言・孤独・親愛・秘密・密会・色情・塗る・染まる・結ぶ・連結など。
◇天象◇雨・雪・霜・霧・雲・霞・露・水気・寒冷・冷気・水蒸気・月光・星光など。
◇場所◇水田・水源地・温泉地・海中・河川・池・井戸・滝壺・穴の中・深い所・暗い所・寒い所・寂しい所・裏口・裏門・寝室・浴槽・洗面所・天井裏・水道局・水族館・留置所・土牢・空き家など。
◇事物◇心棒・釦(ぼたん)・筆・ペン・インク・墨・漆・染料・消火器・クジラ・幕(黒白の幕)・位牌・石碑・如雨露・蒸気・日蔭・人影・袈裟・裃・手拭など。
◇人事◇中年の男性・部下・配偶者・僧侶・著述家・哲学者・書家・魚屋・漁師・塗装業・染色業・裸体・病人・スパイ・愛人など。
◇生理◇腎臓・鼻孔・耳孔・陰部・膀胱・尻・生殖器・精液・卵巣・睡眠など。
◇飲食◇冷水・飲料水・牛乳・塩・醤油・塩漬物・塩辛・蛋白質・魚類など。
◇動物◇烏賊・蛸・海月・おたまじゃくし・狐・ラッコ・モグラ・豚・鼠・コウモリ・猫・蛍など。
◇植物◇水仙・福寿草・蘭・蓮華・水草・藻・寒椿・藤の花・柳など。

111007_19.jpg ◆◆◆ 一白水気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、気温低く雨が多い。
○皮膚病、不眠症、痴呆症、ガン、糖尿病、下の病に注意。
○交際取引、スパイ行為、保証問題、家出、策謀、色情問題等が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼大雨、ゲリラ豪雨、洪水、水害、干ばつ水害などが気になる月です。
▼裏切り、策謀、誘惑・誘拐事件、家出事件、仲介・取引問題、補償問題、古い事件の再発などの恐れのある月柄です。
▼倒産、破産事件、労働争議、労働問題・営業問題の悪化、土地不動産のトラブル事件などが懸念される月です。
▼高齢のご婦人、女性が関係する事件などが懸念されます。
▼為替相場、経済は安定。証券、株価は落ち込みあるが安定を見せる。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南方位、北方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の南方位及び北方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。
 

tembo_header.jpg◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。


何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。


[今月の展望]は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の[まとめ]には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。 

 

[2021.05.30]

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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