二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

【令和元年11月】二黒土気月、乙亥 霜月の展望

◆◆◆「11月の展望」◆◆◆
 11月8日~12月6日(霜月 立冬~大雪の前日迄)
 二十四節気 「立冬」りっとう「小雪」しょうせつ
 今月の干支 「乙亥」きのと・い
 今月の九気 「二黒土気」じこく・どき
 今月の二十八宿 「女宿」じょしゅく、「北方玄武」ほっぽうげんぶ


190110_1.jpg■「乙」きのと・おつ 陰の木 ------------------
乙の字は、ジグザグな形を形取ったもので、そこから、種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねった状態の意味として、十干の2番目に宛てられました。
日本では「きのと」(木の弟)ともいいます。

■「亥」い・がい 陰の水 -------------
「亥」は「閡({門<亥})」(がい:「とざす」の意味)で、草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために動物の「猪」が割り当てられました。
日本では「猪」の字は「イノシシ」を意味しますが、中国では「ブタ」を意味します。


■「女宿」じょしゅく、「北方玄武」ほっぽうげんぶ ------------------
「女」は和名「うりき星」で、「織姫」の意です。北方玄武七宿の第三宿(番目)にあたります。玄武の亀身あるいは蛇身とされています。距星(きょせい、各宿の基準点となる星)はみずがめ座ε(イプシロン)星。みずがめ座の恒星で4等星。
また、固有名は「アルバリ」、アラビア語で「飲み込む者」を意味します。
稽古始め・お披露目・美容・理容院に行く、公務・職務・芸能に関わること、武器を造る・神仏を拝むなどには良い月です。訴訟・争いごと・結婚・葬式には良くない月です。
鬼宿に次ぐ良い月で、一日としては午の刻(11時から13時)が特によい時間です。


■「二黒土気」じこく・どき -------------
◆雑象◆南西・坤・黒・大地・地役・勤勉・労働・従う・柔順・応ずる・辛抱・忠実・丁寧・温厚・慎重・倹約・依頼心・用意周到・注意深い・心労・気苦労・古い・遅い・伝統・地味・大衆・バーゲンなど。
◆場所◆平らな地・野原・公園地・四角い地・田畑・農村・田舎・平家・古家・母屋・土間・仕事場・土蔵など。
◆天象◆曇天・無風の静かな日・初秋など。
◆事物◆中古品・骨董品・陶磁器・黒板・肌着・座布団・敷布団・絨毯・ゴザ・袋物・灰・石灰・粘土・など。
◆人事◆母・皇后・妃・女官・主婦・妻・老婆・副社長・次席・助役・農夫・職人・労働者・左官・古着商・不動産業・手工業・妊産婦・大衆・庶民など。
◆生理◆胃痛・胃潰瘍・胃癌・胃痙攣・胃下垂・胃拡張・痔・手足のけがなど。
◆飲食◆穀物・煮豆・煎り豆・おにぎり・煮込み・おでん・マトン・芋類・甘味・砂糖・小麦粉・肉類・菓子・ビスケット・せんべいなど。
◆動物◆牝馬・牝牛・羊・山羊・猿・蟻など。
◆植物◆苔・きのこ・わらび・柿などアクのあるもの。

111007_19.jpg◆◆◆ 二黒土気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、寒くなく曇りが多い。
○病気は、脚気、胃弱、下痢、手足の怪我に注意。
○労働問題、営業問題、土地不動産、旧い問題、古物、リサイクル、リバイバル、ご婦人に関する事柄等が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼大地震、天変地異などが気になる月です。
▼労働問題、営業問題、土地不動産などのトラブル、事故などが懸念されます。
▼ご婦人のかかわる事件、事故なども懸念されます。
▼凶悪凶暴な殺人事件、企業倒産、破産、食中毒などが懸念されます。
▼経済悪化、食糧問題、飲食店・遊興場でのトラブル事件も懸念されます。
△トップの交代や事業等の引継ぎ、研究成果などで明るい話題も。
●経済、為替は悪化、乱高下。株価は波乱、2度目が悪い。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南東方位、南西方位及び北東方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の南西及び北東方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

tembo_header.jpg◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。


何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。


[今月の展望]は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の[まとめ]には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。 

 

[2019.10.30]

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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