二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

4月11日「メートル法公布記念日」です。

■4月11日メートル法公布記念日です。■
150405_22.jpg大正10年(1921)4月11日、改正「度量衡法」が公布されたことを記念する日本の記念日です。

 大正10年に
度量衡法が公布されても、あまり日常には普及せず、メートル法が完全に実施されたのは昭和34年(1959)からで、尺貫法を用いないように決められたのは、昭和41年(1966)3月31日以後です。

古来から、物の単位というのは商業や工業の産地や同業組合などで定められていたものでした。国が形成されるようになると、一定の単位を使うよう義務づけて、取引の利便性を図るようになっていきました。

150405_23.jpg1789年フランス革命(江戸時代11代徳川家斉)
では革命政府が「週」を廃止して10日1旬の制度を導入したり、時計や角度の「60進法を廃止して10進法」に改めたり、改革を始めます。長さの単位も世界で使えるようにと地球の1周の長さの4千万分の1として「メートル」という単位を作りました。ナポレオンが登場すると10日1旬すぐに廃止してしまいますし、時計や角度の10進法も生活リズムに合わず消滅します。

 但し、メートルだけはほんとうに世界的に普及することになります。そして1875年(明治8年)国際条約で全世界の単位をメートル法に統一することが決まりました。

150405_24.jpg日本も明治19年(1886)にこの条約に加入します。 日本では「尺貫法」とメートル法の併用が続いていましたが、
昭和41年の改正「計量法」により、尺貫法による定規や升などの製造販売が禁止され、メートル法に一本化されました。

 それでも「一升瓶」を「1.8リットル入り」とし「1坪当たり50万円」を「3.3平方メートル当たり50万円」と言ったりするなど、「尺貫法」は現代でも生活に密着した所では使用されています。

作家の永六輔さんなどは尺貫法の復活を求めて自作の尺定規を売って回ったりして活動をしていました。各方面からの声に押されて現在はこの規制は若干緩和されています。
 
メートル法に反対していたのはイギリス・アメリカの「ヤード・ポンド」地域で、その影響で飛行機の高度などはごく最近までフィートでしたしゴルフではヤードが使用されています。

アメリカでメートル法移行が始まったのはほんの数年前からです。
   
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
メートルがフランス革命からの単位だとは知りませんでした。単位にはいろいろな歴史があるようで、探究するのも心のゆとりかもしれません。
筆者は尺貫法の方が生活基盤に合っているように思います。真珠の業者が使っている「もんめ」など使いやすい単位だと聞き及びます。
筆者敬白 

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
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