二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

1月2日「初荷」「初夢」「書初め」です。

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■1月2日「初荷」です。■
121225_25.jpg「初荷」とは、新年の商い始めの荷のこと。昔は正月2日に問屋や商店から、馬・車・船などに商品を積み、紅白の布で飾り、「初荷」旗をひるがえして売り先に送り届けました。

提灯や幟で飾り立てた大八車や荷馬車は、とても目立ちました。また商家、商店では正月2日に新年初めて開店し初売りを始めました。

現在では4~5日頃、トラックで初荷を送るところが多くなっています。


■1月2日「初夢」です。■
「初夢」とは、新年になって見る夢のこと。古くは節分の夜に見る夢ともいわれていました。

元来、大晦日は寝ずに過ごすものでしたから、元日の夜の夢を初夢と呼ぶようになりました。昨今「夢」は神仏のお示しであると信じられ、夢によってこれからを占います。

善い初夢を見る為に、宝船の絵を枕の下に入れて寝るという習慣もありま

121225_23.jpgした。様々な宝物や七福神などを乗せた船の絵には「長き世のとおのねむりの皆めさめ、波のり舟の音のよきかな」という回文(上から読んでも下から読んでも同じ)が書かれていました。

この宝船伝説は、当初は「節分」または「年の暮れ」貧乏神を乗せて他に流す呪いでしたが、次第に善い初夢を見る習慣に変化したようです。
 
お目出度い夢として「一富士・二鷹・三茄子」といわれます。
一説には「富士」は曽我兄弟富士裾野の仇討ち、
「鷹」は赤穂浅野家の紋所で赤穂浪士の仇討ち、
「茄子」は伊賀上野の荒木又右衛門の仇討ち
との説です。ともかく、宝船・富士・春駒の初夢は縁起がよいとされます。


■1月2日「書初め」です。■
121225_24.jpg「書初め」とは、年が明けて初めて書や絵をかく行事で、多くは1月2日に行われます。「吉書:きっしょ」・「試筆:しひつ」・「初硯:はつすずり」ともいいます。

江戸時代には、若水で墨をすり、恵方(吉方)に向かって詩歌を書く風があり、「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がもてはやされました。もともと宮中で行われていた儀式でしたが、江戸時代以降に庶民にも広まりました。

書き初めで書いたものは、左義長で燃やし、その炎が高く上がれば字が上達すると信じられていました。

左義長(さぎちょう)1月14日(小正月)の夜に正月の松飾り類を焼く火祭りの行事。地方によって「どんど」、「どんど焼き」、「とんど(歳徳)焼き」、「どんと焼き」とも呼ばれている。全国各地で同じような習慣がある。

毎年1月5日、日本武道館(千代田区)では、全日本書初め大会が行なわれます。約4千人が参加するこの行事は、新年の風物詩の一つとなっています。

因みに「姫始め」は1月2日の行事ですが、その由来については不明。「姫飯:ひめいい」を食べ始める日が適当な解釈ではないかとされています。暖かく柔らかい飯を女性に例え、男女の交合に変化したようです

「姫飯:ひめいい」は柔らかいご飯のこと。これに対し「強飯:こわいい」は蒸した固いご飯をいいます。今日でも、目出度い時は御強(おこわ)を食べますが、昔は祭りの間は強飯を食べ、祭りが終わると姫飯を食べました。
 
「飛馬(ひめ)始め」1月2日の乗馬始め。
「火水始め」火や水を使い始める日。
「女伎始め」衣服を縫い始める日。
新年に夫婦が始めてセックスをする日秘事を始める日。
「姫糊始め」女性が洗濯や張物を始める日。
 その他、多数あります。 

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
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