1月16日「甲子(きのえね)」です。
■1月16日「甲子(きのえね)」です。■
「甲子:かし・かっし・きのえね」とは、甲子待ち・甲子祭の略称。子祭ともいいます。五行説で「甲」は陽の木、「子」は陽の水で五行相生して吉となり、よい組み合わせです。また十干十二支(じゅっかんじゅうにし)の組み合わせ60種のうちの「1番」で、目出度い日とされています。
この日、甲子待ちと称して子の刻(午後11時~午前1時)まで起きて、大豆・黒豆・二股大根を食膳に供え、大黒天を祀ります。子(ね)を、ねずみと結びつけ、ねずみを大黒天の使いであるとみなして、子の日に祀るようになりました。甲子(きのえね)・庚申(こうしん)・己巳(つちのとみ)は、江戸時代に商家で盛んに行われました。現在でも各地に行事として残っています。
甲子は、日では60日で循環し巡り、年では60年で循環し巡ります。中国では甲子の年は政治上の変革があるとされ、甲子革命が説かれたりしました。日本でも甲子の年には、元号の改元が議論されたりしました。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
社会では始まりや一番目は、お目出度いとされています。「甲子」も干支の1番目で、決断、改革、転居、方針転換、新規チャレンジ、入学、新しい仲間などにチャンスがあります。また、年号が甲子の年だと大きな政変になるとされています。暦の上では、正月明けの節分前です。節分から立春をまたいで、新しいことを始めるいい時期です。決断、改革、転居、方針転換、新規チャレンジ、入学、新しい仲間などにチャンスがあります。
2月になって季節の上でも春が来るのを楽しみに過ごしたいものです。読者の皆様お体ご自愛専一の程
筆者敬白
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