二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

3月21日「社日(しゃにち)」です。

3月21日「社日」です。

200130_32.jpg社日:しゃにち」とは雑節の一つで、春分と秋分に最も近い「戊(つちのえ)の日」のことをいいます。春と秋の2回あり、春の社日を「春社:しゅんしゃ・はるしゃ」、秋の社日を「秋社:しゅうしゃ・あきしゃ」ともいいます。


「戊:つちのえ・ぼ」は「土」の意味があります。農家では春社は種蒔きの時期にあたり、秋社は収穫の時期にあたります。そのため社日は重要な節目の日とされるようになりました。

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「社」は、生まれた土地の守護神である「産土神:うぶずながみ」のことです。この日、産土神に参拝し、春には五穀の種を供えて豊作を祈り、秋には収穫のお礼参りをします。

出雲地方では五角形の石柱に「社日」の記述が目立ちます。これは五角形を「五穀」や「五行」と解されていて土地からの恵みをあらわしたものです。 また、春の社日にお酒をのむと耳が良くなるという習いがあります。これを「治聾酒:じろうしゅ」といいますが、その名の酒があるのではなく、単に春社に飲むお酒をいいます。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
震災、地震、地滑りなどで、避難した方々も、「生まれ育った土地に帰りたい」と口にします。
災害で荒れ果てた土地でも「産土神」の地元です。未曾有の大震災で命を落とした方も多い中、生まれ育った土地、今日まで育まれた命に感謝たいものです。

読者の皆様、時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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