二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

2月21日~3月2日「十方暮れ」入りです。

■2月21日~3月2日「十方暮れ」入りです。
十方暮れ:じっぽうぐれ・じゅっぽうぐれ」とは、干支を五行に配当したときに「上下互いに尅(こく)する」干支「甲申~癸巳」までの10日間のことをいいます。但し、丙戌と己丑の日は間日(まび)になります。

◇今回の十方暮れは月21日~3月2日までです。 次回の十方暮れは月22日です
2/21  甲申=金尅木 
2/22  丙戌=火生土(間日) 
2/23  丁亥=水尅火 
2/24  己丑=土和土(間日) 
2/25  庚寅=金尅木 
2/26  壬辰=土尅水 
2/27  乙酉=金尅木
2/28  戊子=土尅水
3/01  辛卯=金尅木
3/02  癸巳=水尅火

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十方暮れの「十方」とは、「天地八方」を指します。
正確には四正(しせい)方位「東西南北」と、四隅(しぐう)方位「南東・南西・北西・北東」の八方位に「天地:てんち」を合わせた十方位のことです。または「十方世界」ともいい私たちが右往左往する現実の世界、すべての方角に無限に存在する世界の全てのことを示します。
そして十方が「四方八方閉ざされた状態」を「十方暮れ」といい、旧暦の解説書には「途方に暮れるの語呂合わせ」と書かれています。または「十方暗」「十方闇」ともいいます。

それにしても、やはり「とほうくれ」と読みたくなるほど、うまくいかなく「途方に暮れる」期間なのでしょう。十方が暗い(暮)ので、天気が良くない日が続きます。

◇◇◇十方暮れ心得◇◇◇
「十方暮れ」暦の上で発祥は定かではありませんが、五行説では相性の合わない日とされています。この時期、雨が降っても大したことなく、降りそうで降らない曇りがちの(すっきりしない)天気が続きます。
転じて暗雲(問題)が立ち込めているが雨(解決)が降らないという中途半端な状態です。

なかなか進まないことに業を煮やして、一挙解決に向けて事を起こしても逆効果です。解決どころか反対にこじらせて損失を招く恐れがあります。十方暮れ期間中は、あわてずに「過ぎるを待つ」が最大の解決方法です

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
平成30年2月の十方暮れは二十四節気「雨水」の最中です。
十方暮れの期間は、打てる手を尽くしてじっと待つことも、静かな問題解決です。静かにしていれば薄日が指すのが感じらるものです。

十方に暮れるとは、「人事を尽くして天命を待つ」の考え方を、暦に取り入れたのかもしれません。

皆様、「ないと思うな運と災難」、時節柄お身体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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