11月15日「旧えびす講」「旧誓文払い」です。
■11月15日「旧えびす講」■
「えびす講:えびすこう」は、商家が商売繁盛を祝って、福徳の神である「恵比寿様」を祀ることです。大国主命や、事代主命(ことしろぬしのみこと)、あるいは蛭子(ひるこ)を祭り、商売繁盛の神として広く信仰されています。「戎講」「夷講」「恵比寿講」。
旧暦10月は「神無月」で、日本中の神様が出雲大社に出掛けいます。その留守を預かる留守神「恵比寿」を気の毒に思い、特別なお祭りによって慰めようということから始まったのだと伝わっています。地方によって、旧暦10月20日、11月20日、正月20日と異なります。
昔から関東の商家では10月10日を七福神の一つ「恵比寿神」を祀る日として祝い、恵比寿様に参詣して福運を祈る風習がありました。家運隆盛、商売繁盛を願い、親類知人を招いて大いに祝いました。
関東では10月20日の20をとって「二十日えびす」といい、関西では正月10日にこれを行なうことから「十日えびす」といいます。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
えびす神は兵庫県西宮市にある「西宮神社」が有名で、10月えびすよりも正月9~11日のえびす講のが一般的です。「えびす祭」や「えべっさん」とも言われています。
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■11月15日「旧誓文払い」■
「誓文払い:せいもんばらい」とは旧暦10月20日の恵比寿祭を中心に行われる商家の蔵ざらえのことです。京都の商家や水商売の人たちは、四条寺町の誓文返しの神「冠者殿:かじゃでん」にお参りします。日頃の商売上やむを得ず人を騙したり、嘘をついたりした罪を祓い神罰が当たらないように祈願していました。
誓文とは、神に誓う誓詞・起請文のこと。嘘偽りの罪を払い、神の罰を免れようとするのが誓文払いです。もともと恵比寿祭とは別のものでしたが、同じ日に行われる為いつしか混同したものです。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
この日は、商売上の嘘偽りや人を騙したりした穢れ(けがれ)を祓う日(はらうひ)とされています。不動産業は千に3つのホントで「千三つ:せんみつ」と呼ばれます。しっかりと誓文払いをしないといけませんね。
神社氏子には七五三詣での子供たちで一杯です。同じ日に旧誓文払いとは暦も皮肉なものです。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白
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