二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

11月15日「七五三(しちごさん)」です。

■11月15日「七五三」です。■

200130_21.jpg七五三:しちごさん」とは、男3歳と5歳、女3歳と7歳の子供の無事な発育を喜び、いっそうの成長を願って晴れ着を着せ、神社氏神様などに詣でる年中行事のことです。

古くは、男女3歳で「髪置きの祝」、男児5歳で「袴着の祝い」、女児7歳で「帯解きの祝い」を行ないました。

もともとこの行事は、日本の農民からごく自然に生まれた風習でしたが、一般的名な七五三の形は、近年なって全国的に行われるようになりました。中世以来、赤ん坊は男女とも頭を青く剃り、3歳の誕生日か11月15日になって初めて髪を伸ばす習慣がありました。これは「もう赤ん坊ではない」の意で、これを「髪置き」といい、白髪をかぶせて頂にオシロイをつけ、櫛で左右にすいて祝いました。

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江戸時代になると、男児5歳の11月15日に初めて袴をはきました。女児7歳は、それまで紐付きの着物を着ていましたが、本仕立ての着物を着て帯を締めます。これを「紐解き」「帯解き」などといい、7歳になって初めて一人前として社会に認められました。

本来は、数え年に行うものですが、現在では満年齢で行われる場合が多くなっています。

七五三という数字は「奇数を縁起の良い数」と考える中国思想の影響からきています。11月15日に祝うことになったのは、この日が二十八宿の「鬼宿日(きしゅく)」にあたり、何事の祝いにも「最良の日」だったからです。

また、11月は秋の収穫を産土(うぶずな)の神に感謝する月であり、満月の15日が七五三に選ばれるのも、ごく自然の成り行きです。

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七五三では「千歳飴:ちとせあめ」を食べて祝います。水飴を練って固くし、引き延ばして飴の中に気泡を入れて白くしながら棒状に加工します。長寿の願いを込めて細く長くなっています。直径は約15mm、長さ1m程度。

千歳飴は縁起が良いとされる「紅白」で着色され、鶴亀や松竹梅などの縁起の良いとされる図案の描かれた飴袋に入れられます。江戸時代、浅草の飴売り・七兵衛が「千年飴」また「寿命飴」として売り歩いたのが始まりと伝わります。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
200203_26.jpg毎年11月になると土曜日、日曜日の度に七五三祝いの子供達が目に付きます。子供達の健やかな成長を記録しようと、貸衣装と写真館が込み合います。どこの国でも我が子の成長は楽しみなものです。
秋篠宮殿下のご長男悠仁(ひさひと)様が、平成13年 11月3日「着袴(ちゃっこ)の儀」で、碁盤から飛び降りる姿が、全国放送されました。
七五三儀式の原型です。
11月になると、日没も思いのほか早く、日が沈むと急に冷え込みます。お帰りはお早めに・・・
筆者敬白

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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