二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

■10月20日~11月7日「土用」三合では「火墓気」です。■

■10月20日~11月7日「夏の土用」です。■
110716_20.jpg暦の上では10月20日14時06分から「土用」です。
夏の土用を三合の利で「
火墓気」と呼びます。
「土用」は雑節の一つで、太陽が黄経27度、117度、207度、297度にある時と定義され、四季の変わり目に配されています。
 
今月は乾方位「戌月」土用の月です。夏~秋が冬の季節に入れ替わる期間です。夏が完全に消滅するところから「夏の土用」といいます。これを三合の理では「寅月(2月)より生じて」、「午月(6月)で勢い旺となり」、「戌月(10月)で墓を迎えて暮れて行く様」とあります。
 
特に、夏の「8月」に生じた事柄は、「12月」に壮ん(旺ん)となり「翌4月」に終わりを迎え結果が出ます。既に起こっていて、今月中に終結しそうにない事柄は「11~12月」には結果が出るように運ぶということになるのです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを、時の氏神が味方をした。などと言い時を味方につけるとき、実力以上の成功に恵まれるということです。 

万物は「木火土金水:もくかどごんすい」の「五気の消長」によって生成する。と陰陽五行思想で説いています。土用の期間は「土の気」が盛んになり「物を変化させる作用が最も働く期間」ということになります。土を動かすことは勿論ですが、造作、修繕、柱立、礎を置くこと、井戸掘りなど、良くないとされます。部屋の模様変えや押入れの整理も見送りましょう。
 
【土用心得】
土用の期間に入ると、抱えている問題は解決しないといわれています。土用に入る前に方向性を決め、解決しておく事が得策です。とはいっても、もの事が解決せず土用の期間に入ってしまったら、焦らずに成り行きを見守るゆとりを持ちましょう。

【土用の丑の日】
120709_60.jpg土用といえば「丑の日」、鰻の蒲焼を思い浮かべますが、この蒲焼が普及したのは江戸時代のことです。江戸時代後期に、あの平賀源内が鰻屋に頼まれて「土用の丑の日に鰻を食べると暑さ負けしない」と宣伝。大いに流行しました。万葉集にも鰻が登場しますが、この頃には単に焼いていたようです。

今回の「土用の丑の日」は10月28日(水)です。二の丑はありません。

121015_24.jpg■「鰻」(うなぎ)の語源は、「胸黄:むなぎ」から由来。鰻の調理方法は、東京では切腹をイメージするというので腹を切るのを嫌い、背剥きにします。大阪では腹剥きです。また、焼き方も異なっています。

大阪では鰻のことを「う」といいます。そして鰻丼のことを「まむし」といいます。これは、ご飯とご飯の間に鰻を挟んでマブシて食すからで、蛇のマムシに似ているからという理由ではありません。いつしか「マブシ」が「マムシ」に変化したものです。

【土用の明け】
夏の土用が明けるのは11月7日「立冬」です。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
今回は夏~秋から冬に入る「土用」で三合の理では
火墓気と呼びます。土用の期間は、上手くいかない期間とされています。突然の災難にに遭ってしまうかたもいます。また結果が出ない事柄の結論が出る期間とも受け取れます。「運」の良し悪しは、生活していれば誰にでも当てはまりますが、「運気」は自然界の影響を受けているので、大自然の法則を知って、自然の恩恵を最大限活用しましょう。暦をよみとくことは、大自然の叡智を身につけることなのです。

秋も深まり季節の変わり目です。体調を崩しやすい時節柄なので、健康管理には十分注意しましょう。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ■10月20日~11月7日「土用」三合では「火墓気」です。■

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.kisetsunootayori.com/mt/mt-tb.cgi/454

コメントする

八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

2018年2月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28