二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

9月10日「二百二十日(にひゃくはつか)」です。

■9月10日「二百二十日」です。■

200118_27.jpg「二百二十日:にひゃくはつか」は、雑節の一つで、立春から数えて220日目の日のことです。
 
二百十日(にひゃくとおか)と同じ意味を持ち、徳川幕府の暦編纂係り「渋川春海」が載せたものです。「八朔」・「二百十日」同様に台風の襲来を警戒を促す暦注です。昔から「八朔:はっさく」や「二百十日:にひゃくとうか」とともに「三大厄日」として恐れられてきました。
 
110905_16.jpg厄日とは、俗にいう「荒れ日」のことで、天候の悪い日の意です。台風が襲来すれば、稲は倒れて水に浸かったり、花が吹き飛ばされてしまい米が実らなくなります。農家にとっては凶作に見舞われる厄日とされます。
 
二百十日は徳川幕府の暦編纂係であった渋川春海が、品川の漁師から教わって作ったものだとか。渋川春海は釣り好きで、二百十日の日にも品川の沖に舟を出そうとしました。
 
その時、老漁師が海上の一点を指して「今日は立春から数えて210日目に当たるが、私の50年来の経験によれば、このような日は午後から海は大荒れになるから、釣りに出るのはよした方がいい」と言ったという。果たしてその日は大暴風雨になりました。
 
春海はこの気象現象を長らく研究し、貞享暦(1684)を編纂したときから記載したと伝わります。
 
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
120811_31.jpg二百十日・二百二十日の台風の来襲は、商いの信用にも例えられています。決済期間210日や220日の手形を「タイフー手形」「風手形」などと言って嫌がります。
これは、豊作になって収穫ができる。または、台風襲来で稲穂が吹き飛ばされて、収穫が出来なくなってしまう。このように、どちらの可能性もあり、商売上、長期間の信用が続かないといった意味です。
9月に入り朝夕は冷え込むようになりました。皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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