二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

7月2日「半夏生(はんげしょう)」です。

■7月2日「半夏生(はんげしょう)」です。■
120609_38.jpg7月2日6
時49分「半夏生:はんげしょう」です。半夏生とは、雑節のひとつです。太陽が黄経100度を通過したときで、夏至から数えで11日目にあたります。


半夏生は梅雨の終わりの頃にあたり、農家はこの日までに田植えを済ませ、このあとは田植えをしないという風習があります。「半夏生前なら半作とれる」という言い伝えは、半夏生の前なら平年の半分までは収穫できるという教えです。


「半夏:はんげ」の語源は、仏教用語で90日間を現わす「夏安居:げあんご」の中間で45日目のことです。
また、「半夏」は、畑地に生える「烏柄杓:からすびしゃく」という多年草の毒草のことで、葉が名前の通り「半分白くなって化粧の様=半化粧」になります。この草が生える時期ということで、「半夏生」とも言います。
 
140701_03.jpg半夏生の球根は、生薬として鎮嘔薬・鎮吐薬に用いられます。茎は漢方薬として悪阻などに用いられます。

半夏生の頃には「天から毒気が降る」といい伝えられ、毒気を防ぐために井戸に蓋をしたりしました。また、「地が陰毒を含んで毒草を生じる」という言い伝えがあり、竹の子・蕨・野菜を食べることや、種を撒いてはいけないという風習が残っています。
 
この頃に降る雨を「半夏雨:はんげあめ」といい、大雨になるのが特徴です。
 
◆お中元◆
お中元の習慣はもともと中国にその起源があります。1月15日が「上元」、7月15日が「中元」、10月15日が「下元」といい、合わせて「三元」と言って貴重な品々を捧げて『贖罪:しょくざい』をする日でした。
これが日本に伝わって縁故者・目上の人・恩人などに贈り物をして感謝を表わす日に変化しました。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
半夏生の時期には「天から毒が・・・」との言い伝えは、東日本大震災で特に福島県では現実のものになりました。

商いを生業にしている方にとって「半夏生」は梅雨明けを意味しています。農業従事者にとっては田植えの目安です。
相場をなさっている方の話では、半夏生の時期には「梅雨枯れ」といい長続きがしないという意味や「市前」(浅草のほおずき市のことらしい)仕込み時期との意味があるようです。

どうやら半夏生の時期には、相場でも社会でも仕込み時です。また半夏生までに決めないと目標は成就しないらしいく、暦では折り目正しくすることを示唆しています。

今年は、6月の入梅がハッキリしません。夏は冷夏、猛暑両方の予報で近年の気象状況の変化は、今までのデータでは予測できないのかもしれません。

梅雨明けのこの時期、体調管理が難しい時節柄です。

読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
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