二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

7月2日「半夏生(はんげしょう)」です。

■7月2日「半夏生(はんげしょう)」です。■

200118_25.jpg7月2日0時15分「半夏生:はんげしょう」です。半夏生とは、雑節のひとつです。太陽が黄経100度を通過したときで、夏至から数えで11日目にあたります。


半夏生は梅雨の終わりの頃にあたり、農家はこの日までに田植えを済ませ、このあとは田植えをしないという風習があります。「半夏生前なら半作とれる」という言い伝えは、半夏生の前なら平年の半分までは収穫できるという教えです。


「半夏:はんげ」の語源は、仏教用語で90日間を現わす「夏安居:げあんご」の中間で45日目のことです。
また、「半夏」は、畑地に生える「烏柄杓:からすびしゃく」という多年草の毒草のことで、葉が名前の通り「半分白くなって化粧の様=半化粧」になります。この草が生える時期ということで、「半夏生」とも言います。
 
120609_38.jpg半夏生の球根は、生薬として鎮嘔薬・鎮吐薬に用いられます。茎は漢方薬として悪阻などに用いられます。

半夏生の頃には「天から毒気が降る」といい伝えられ、毒気を防ぐために井戸に蓋をしたりしました。また、「地が陰毒を含んで毒草を生じる」という言い伝えがあり、竹の子・蕨・野菜を食べることや、種を撒いてはいけないという風習が残っています。
 
この頃に降る雨を「半夏雨:はんげあめ」といい、大雨になるのが特徴です。
 
◆お中元◆
お中元の習慣はもともと中国にその起源があります。1月15日が「上元」、7月15日が「中元」、10月15日が「下元」といい、合わせて「三元」と言って貴重な品々を捧げて『贖罪:しょくざい』をする日でした。
これが日本に伝わって縁故者・目上の人・恩人などに贈り物をして感謝を表わす日に変化しました。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
140701_03.jpg半夏生の時期には「天から毒が・・・」との言い伝えは、東日本大震災で特に福島県では現実のものになりました。

商いを生業にしている方にとって「半夏生」は梅雨明けを意味しています。農業従事者にとっては田植えの目安です。
相場をなさっている方の話では、半夏生の時期には「梅雨枯れ」といい長続きがしないという意味や「市前」(浅草のほおずき市のことらしい)仕込み時期との意味があるようです。

どうやら半夏生の時期には、相場でも社会でも仕込み時です。また半夏生までに決めないと目標は成就しないらしいく、暦では折り目正しくすることを示唆しています。

今年は、6月の入梅がハッキリしません。夏は冷夏、猛暑両方の予報で近年の気象状況の変化は、今までのデータでは予測できないのかもしれません。

梅雨明けのこの時期、体調管理が難しい時節柄です。

読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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