二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

◆二十四節気◆令和3年3月20日「春分(しゅんぶん)」です。◆

◆二十四節気◆令和3年3月20日「春分(しゅんぶん)」です。◆

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3月20日18時37分「春分」です。旧暦2月、卯(う)の月の中気で、天文学的には太陽が黄経0度「春分点」を通過するときをいいます。

春分を境に昼がだんだん長くなり、気温も上昇していきます。この時期から「暑さ寒さも彼岸まで」といい春の訪れを感じられます。これは「冬の寒さは春分頃まで、夏の暑さは秋分頃までには和らぎ、凌ぎやすくなる」という意です。また、暦便覧「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されているとおり、春分では太陽は真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになります。

実際には、昼の方が夜よりも長いのです。春分の日の昼の長さは平均12時間7分夜の長さは平均11時間53分です。そして、実際に昼夜の長さの差が最も小さくなる日は春分の4日程度前になります。

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春分の日◇
この日、国民の祝日「春分の日」となっています。「自然をたたえ、生物を慈しむ」との趣旨です。春分の日は、春の彼岸の中日にあたり、大東亜戦争前は「春季皇霊祭:しゅんきこうれいさい」といっていました。

◇春季皇霊祭◇

「春季皇霊祭」とは、もと祝祭日の中の大祭日の一つで、毎年、春分の日に宮中の皇霊殿で行われる皇室の大祭で、天皇自ら歴代の天皇・皇后・皇族などの皇祖の神霊を祀る儀式です。春の春季皇霊祭、秋の秋季皇霊祭がそれぞれ春分の日、秋分の日です。

平安時代の中期以降は、京都御所の清涼殿・御黒戸の間において仏式で執り行われていました。しかし、明治の神仏分離令により、神式による祭儀に変更されました。「古事記」「日本書紀」などに、皇室による先祖を祀る祭儀が行われていたと記録されています。

■「七十二候」■
初候◆雀始巣(すずめ はじめて すくう)
   春の気ますます盛んとなり、雀が巣を作り構え始める時節。
次候◆桜始開(さくら はじめて ひらく)
   本格的な春となり、ようやく桜の花が咲き始める時節。
末候◆雷乃発声(らい すなわち こえを はっす)
   遠くで雷音が聞こえる時節。

◆◆◆◆春分点とは◆◆◆◆
111219_15.gif春分点は、天球上で黄道と赤道が交わる2つの交点のうち、太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のこと。この点が黄経0度で、赤経・黄経の原点となります。歳差により毎年わずかずつ移動し、20世紀末ごろに水瓶座に入ったといわれています。

黄道」とは、天球上における「太陽の道」のこと。黄道は、赤道に対して23.4度傾いています。地球の公転面の垂線に対する地軸の傾きによるものです。

黄道と赤道の交点を「分点」といい、黄道が南から北へ交わることを「春分点」といい、黄道が北から南へ交わることを「秋分点」といいます。秋分点での黄経は、180度です。

天の赤道」とは、地球上の赤道を天球に延長させた大円のことです。恒星や惑星の位置を決める基準となります。ちなみに「月の通り道」は「白道」といいます。

◆◆春分の頃の花◆◆
すいせん(水仙)、彼岸花科・すいせん属、
開花時期は12/15頃~翌4/20頃

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日本水仙、房咲き水仙など、早咲きものは正月前にはすでに咲き出して いる。3月中旬頃から咲き出すものは花がひとまわり大きいものが多い。ラッパ水仙や口紅水仙などの遅咲き系は、3月から4月頃に開花。地中海沿岸原産。平安末期に中国から渡来した。

漢名の「水仙」を音読みして「すいせん」になった。中国古典から「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という。きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」のようなところから命名された。

日本水仙が最もポピュラー。別名「雪中花(せっちゅうか)」、雪の中でも春の訪れを告げる花から。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
雪や寒気の報道が続いた中での春分です。桜の開花予想が報道されています。

今年は桜が早く開花するそうで、開花予想が報道されると寒い日でも春らしさを感じます。
同時に花粉の飛散時期でもあり、今年も花粉の季節がやってきます。「今年は花粉が少なめ」との報道は、近年覚えがありません。

早めの花粉対策を怠らないようになさってください。今年もマスクが離せない年になりそうです。 
読者の皆様、お体ご自愛専一の程 
筆者敬白

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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