二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節を役立てるものです。

1月14日「仙台どんと祭」です。

■1月14日「仙台どんと祭」です。■
120107_20.jpg「どんと祭:どんとさい」は、宮城県を中心に行なわれる祭りの呼称。「仙台どんと祭」は全国でも最大規模で行なわれる正月送りの行事です。
 
例年1月14日に、神社の境内で正月に飾りつけた松飾りや注連縄、近在より持ち寄られた古神札や達磨等を焚き上げます。
 
この焚き上げの火は、正月の間に各家庭に訪れていた神々を送る「御神火」です。その火にあたることで、心身が清められ、一年の無病息災、家内安全、商売繁盛の加護を祈願します。他の地域では、左義長、ドント焼き、婿投げ、墨塗りなどと呼ばれます。
 
どんと祭「松焚祭:まつたきまつり」は、三百年の歴史があるとされ、仙台市の無形民俗文化財に指定されています。市内各地から神社を目指して歩く「裸参り」で有名です。
 
仙台総鎮守「大崎八幡宮」の主祭神は、「応神天皇」「仲哀天皇」「神功皇后」で、社格は村社。江戸時代に仙台で盛んとなった「卦体神」(けたいがみ:十二支の守り本尊)信仰に伴い、「乾」(北西)の守り本尊である「阿弥陀如来」とされたことから、現在でも戌亥歳生まれの人からの崇敬を集めます。
 
平安の昔、東夷征伐の際に「坂上田村麻呂」が武運長久の祈念の為に、武門の守護神「宇佐八幡宮」を勧請。鎮守府八幡宮を創祀しました。室町時代には奥州管領「大崎氏」がこれを自領内の現遠田郡田尻町に遷祀。守護神として篤く崇敬したので「大崎八幡宮」と呼ばれました。
 
大崎氏滅後、伊達政宗公が居城の玉造郡岩出山城内の小祠に御神体を遷祀し、仙台開府後「仙台城の乾(北西)の方角」にあたる現在の地に祀り、その際、旧領の羽前国米沢にて崇敬していた「成島八幡宮」を共に祀りました。
 
権現造りの社殿は、桃山建築の粋を凝らした絢爛たる様式を今に伝える建造物で、その華やかさは見る者を圧倒します。現存最古の桃山建築物として、安土桃山時代の唯一の遺構として、国宝建造物に指定されています。
 
「裸参り」は、白鉢巻、白さらしを巻き、私語を慎むために「含み紙」と呼ばれる紙をくわえ、白足袋にわらじを履いて、右手には鐘を、左手に提灯を持って徒歩で参拝します。そして、御神火を渡り、火にあたるのです。
 
例年、100団体前後の約2500人が参加します。14日の午後は、一番町や中央通りなどの中心部商店街を歩いている裸参りの列が多数見られます。
 
大崎八幡宮
◇仙台市青葉区八幡4-6-1
◇JR「仙台駅」~仙台市営バス「大崎八幡宮前」下車
◇JR東日本仙山線「国見駅」徒歩15分
◇公式HP
http://www.okos.co.jp/oosaki/

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
平成23年の東日本大震災で大崎八幡神社と付近の丘陵地にも被害がありました。神社はいち早く復旧し被災した仙台市民を励まし続けたと聞き及びます。これからも復興の支えになることでしょう。
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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