二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

4月2日「日光、輪王寺 強飯式」です。

■4月2日「日光、輪王寺 強飯式」です。

200330_21.jpg強飯式:ごうはんしき」とは、日光山に古くから伝わる儀式で「強飯頂戴の儀」のことです。

日光山は神仏習合の霊山として開かれ、山伏の山岳修行が盛んになり、行者達がご本尊に供えた「お供物」を持ち帰って里の人々に分け与えたことが始まりと伝わります。

日光山は、天皇の皇子を「輪王寺の宮」として迎えた「鎮護国家の道場」として知られます。江戸時代には、十万石以上の大名でなければ頂戴人を勤めることは許されませんでした。徳川将軍家の名代や全国の名だたる大名たちが強飯頂戴人に名を連ねました。

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「強飯式」の儀式全体は、「三天合行供・採灯大護摩供」「強飯頂戴の儀」「がらまき」3部から成り立っています。

始まりの儀式では、僧侶・山伏・頂戴人が三仏堂に入堂。お堂の全ての扉が閉じられ、壇上に灯された1本の蝋燭で明かりをとります。「三天合行供」の読経とともに、「採灯大護摩供」の炎が上がります。

次いで頂戴人の方々が壇上に並び「強飯頂戴の儀」が始まります。御神酒・祈願文・強飯・菜膳・金甲・供養の順で進められます。大鉢に盛られた飯一人分は何と3升!75杯、残さず食べろ!」と山伏たちが責め立てます。これが「日光責め」と呼ばれる所以です。

最後に、「がらまき」です。強飯頂戴の儀を無事に済ませた「頂戴人」たちが、授かった福徳を「自分だけのものとせず、他の人にも分ける」という仏教えに従い、縁起物や玩具の品々を本堂回廊から一般参拝者へ向けて一斉に撒きます。この「がらまき」で強飯式の総仕上げです。

190327_51.jpg日光山「輪王寺」

◇栃木県日光市山内2300
◇JR・東武「

日光駅」バス10分
◇輪王寺公式HP:
http://www.rinnoji.or.jp/
190327_62.jpg◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
飽食といわれて久しい今日です。スーパーには海外からの輸入食品が並んでいます。強飯式を機に日本の農業、食文化について振り返って見ましょう。
食事の前に「いただきます」、食後に「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを込める日本の食文化を世界中に広げたいものです。
季節の変わり目です。時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木雲水プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
八木雲水
開運占卦気学祐気方位鑑定

「淮南子」(紀元前170年ごろ編纂)を信奉、陰陽家五行説、古神道、納音、暦を観ながら時の政権の為政者、経営者、リーダーの悩みや向かうべき方向を示唆している。 平成6年、畿内にて陰陽道、道教、妙見信仰を教学、「空」の存在を認識し先人の英知を得る。為政者、経営者へ経世在民を指導、信条の「ともに歩む」を基本に、激変する社会環境でこれからの進むべき道しるべを標榜している。

平成21年首相直轄諮問会議「経済政策諮問会議」メンバー、政策立案にも携わり「中小企業金融円滑化法」立案にコメントする。経済書籍、小説など著書15冊以上を出版、42歳で透析患者、55歳で腎臓移手術以来リハビリの成果で健康的な生活が出来るまでに回復した。 令和2年武漢肺炎(新型コロナウイルス)の慢性既往症ある知人が家族にも看取られないまま悲惨な最期を迎えたと知り、一刻も早いコロナ禍の終焉を願っている。

≪宗旨、所属≫臨済宗雲水、町田宗鳳禅師に師事、天河弁財天社たたら講構成員、祐気採りの会斎主

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