二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

6月1日「相模川他 鮎解禁日」です。

■6月1日「鮎解禁日」です。■

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6月1日は鮎釣りの解禁日です。アユ(鮎)は、キュウリウオ目、アユ科に分類される魚。川と海を回遊する魚で、日本では代表的な川釣りの対象魚であり、重要な食用魚です。水産資源確保のために11月~5月は禁漁となっています

成魚の全長は30cmに達しますが、地域差や個体差があり、10cmほどで性成熟するものも。若魚は全身が灰緑色で背鰭が黒、胸びれの後方に大きな黄色の楕円形斑が一つあります。秋に性成熟すると、橙色と黒の婚姻色が発現します。口は大きく目の下まで裂け、唇は柔らかい。歯は丸く、櫛のような構造。

アユの成魚は、川で生活して川で産卵しますが、仔稚魚は一時的に海で生活します。このような回遊は
「両側回遊・りょうそくかいゆう」と呼ばれます。但し、琵琶湖などに生息する湖沼陸封型(コアユ)は、海の代わりに湖を利用します。

9月~2月頃、親のアユは川の下流に降りて砂や小石の多い浅瀬で集団で産卵。孵化した仔魚は、全長約6mmで卵黄嚢を持つ。仔魚は数日のうちに海あるいは河口域に流下し、そこでプランクトンを捕食して成長。

全長約10mm程度から砂浜海岸や河口域の浅所に集まります。この頃から既に
スイカやウリに似た香りがあり、この独特の香りは、アユの体内の不飽和脂肪酸が酵素によって分解された時の匂いで、アユ体内の脂肪酸は餌飼料の影響を受けることから、育ち方によって香りが異なることに。水質の綺麗な中流域では、夏季には鮎の密度が高いと、川原が鮎の芳香で満たされる事があります。


120518_21.jpg全長35mm程度まで成長すると稚魚になります。稚魚は翌年4月~5月頃に5~10cm程度に成長し、川を遡上しますが、この頃から体に色が付いて、歯の形が岩の上のケイソウ類を食べるのに適した櫛のような形に変化。川の上流から中流域にたどり着いた幼魚は、水生昆虫なども食べますが、石に付着するケイソウ類を主食とするようになります。アユが岩石表面の藻類をこそげ取ると岩の上に紡錘形の独特の食べ痕が残ります。これを「はみあと(食み痕)」といいます。アユは藻類を食べるためにしばしば岩石に頭をこすりつけるような動作を行うので他の魚と区別が出来ます。

多くの若魚は群れをつくりますが、特に体が大きくなった若魚は、餌が多い場所を独占して縄張りを作るようになります。この縄張り内に入った他の個体には、体当たりなどの激しい攻撃を加えます。この性質を利用してアユを釣り上げるのを「友釣り」といいます。

夏の頃、若魚では灰緑色だった体色が、秋に性成熟すると「さびあゆ」と呼ばれる橙と黒の独特の婚姻色へ変化します。成魚は産卵のため下流域への降河を開始するが、この行動を示すものを指して「落ちあゆ」という呼称も。産卵を終えたアユは1年間の短い一生を終えます。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
主な鮎解禁河川情報
6月1日解禁:相模川、多摩川、鬼怒川、那珂川他
※西日本は6月1日~15日頃の解禁が多い
※東北、北海道は7月1日解禁の河川が多い

暦の上では6月11日はずの入梅ですが、5月中に真夏日が数回ありました。昨年は例年よりも早い入梅でした。
暦の上では数日後です。ジメジメした季節に入ります。
雑菌が増える時期ですから食中毒にはご注意をなさって下さい。

筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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