二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

6月9~10日「チャグチャグ馬コ」です。

■6月9~10日「チャグチャグ馬コ」です。■

120518_43.jpg古くから馬産地として知られる岩手県。江戸時代以前は主として軍馬や騎馬として使われていましたが、寛政年間(1789年頃)から農耕用として農民が家族同様の愛情を注いで飼うようになり、人と馬がひとつ屋根の下で暮らす南部曲り家が造られました。

こうした愛馬精神から生まれたのが馬の神を祀る「駒形(蒼前)神社」。蒼前神社の縁日は、端午の節句(旧暦5月5日)に開かれていましたが、この時期は田植え前の重労働が続くので、この日だけは仕事を休んで神社の境内で過ごすという風習が生まれました。
 
120518_44.jpgチャグチャグ馬コ:ちゃぐちゃぐうまっこ」とは、毎年6月に行われる「蒼前様」を信仰とするお祭のことで、100頭ほどの馬が滝沢村の蒼前神社から盛岡市の八幡宮までの15㎞の道のりを行進するお祭です。
 馬の艶やかな飾り付けとたくさんの鈴が特徴で、歩くたびに「チャグチャグ」と鳴る鈴の音が名称の由来といわれています。
 
馬の飾りは、大名行列に使われた「小荷駄装束」に端を発するといわれ、色とりどりの装束に身を包んだ馬が行進する様は圧巻です。
 
滝沢村の鬼越蒼前神社には、江戸時代から近在近郊の農家の人が何百何千という馬を引き連れてお参りに来ていました。これが、チャグチャグ馬コの起源。南部は「南部駒」という名称で、馬の大産地です。
 110607_12.jpg農繁期と重なるため、昭和33年から新暦の6月15日に行われるようになりました。国の無形民俗文化財指定。馬の鈴の音が環境省の「残したい日本の音風景100選」に認定されました。
 
民謡チャグチャグ馬コは、昭和45(1970)年の岩手国体のためにつくられた新民謡で、元唄は花巻市大迫町の「ちょっとぎま」といわれています。

滝沢村観光協会
◇岩手県滝沢村鵜飼字中鵜飼55
◇問い合わせ:TEL 019-684-2111
◇滝沢村Web:
http://www.vill.takizawa.iwate.jp/01chag

◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
チャグチャグ馬コは、岩手県の名物祭礼です。「チャグチャグ馬コ」この頃、例年岩手県では入梅前の観光シーズンで、観光にはとてもいい季節なのですが、梅雨入りが早いと残念ながら雨に見舞われるかもしれません。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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