二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

8月16日「松島灯籠流し」です。

■8月16日「松島灯籠流し」です。■
120810_47.jpg万葉の昔より歌枕として用いられ、みちのくを代表する名勝「松島」は、「宮島」「天橋立」と並び日本三景の一つと言われます。正徳4年(1714)頃、江戸幕府の儒学者・林羅山の三男である林春斎が、その著書「日本国事跡考」において、「日本三処奇観」と記したのに始まります。
 
俳聖・芭蕉が奥州行脚する目的の一つとした松島は、奥の細道の中で「松嶋の月まず心にかかりて」とあるようによほど気にかかっていたようで、「扶桑第一の好風なり」とそのあまりの美しさに驚嘆し、絶句したそう。芭蕉が詠んだ句と言われる「松島やああ松島や松島や」は、後にできた逸説だそうです。
 
120810_24.jpg松島湾内には、260余の島があります。朱塗りの渡月橋が架けられ雄島は僧侶の修行の地で、108の岩窟があったと伝わります。その昔、死者の浄土往生を祈念した板碑(石の塔婆)があり、岩窟の中には五輪塔や法名が彫られたものが多くあります。中世の松島は「奥州の高野」と称される死者供養の霊場でした。
 
毎年8月17日に行なわれる「松島灯籠流し:まつしまとうろうながし」は、松島の最大の伝統行事として行なわれます。
 
海上には、全国から寄せられた先祖の霊を供養するために心を込めた「灯籠」の灯火が無数に漂います。夜空には、約7000発もの壮大な花火が打ち上がり、華麗な輝きを放ちます。花火と灯籠の光に浮かび上がる「松島湾」はまた格別です。
 
8月16日は、瑞巌寺「大施餓鬼会」が行われます。


120810_48.jpg開催地
◇宮城県松島町
◇松島海岸及び松島湾一帯
◇JR仙石線「松島海岸駅」徒歩5分
◇JR東北本線「松島駅」徒歩10分
◇松島流灯会Web
http://uminobon.jp/
 
◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
東日本大震災の時には、中止となりましたが、今年は例年通り催されす。また、松島を背景にした名物の「花火大会」も見ものです。
月遅れお盆の「送り火の日」にあたります。松島は津波被害の大きかった地域で、観光産業復興、被害がまじかに見られるツアーなど、震災の悲惨さをいち早く伝えました。
この時期、東北巡りをなさっている方、是非、幻想的な空間に引き込まる松島灯篭流しに出向きましょう。
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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