二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

8月10日「西鶴忌」井原西鶴の命日です。

■8月10日「西鶴忌」です。■
130730_20.jpg井原西鶴:いはらさいかく」は、「好色一代男」などで知られる江戸時代の浮世草子の創始者で人形浄瑠璃の作者です。本名は平山藤五(ひらやまとうご)。井原は母方の姓。別号は鶴永・二万翁。
 
晩年に名乗った「西鶴」は、5代将軍徳川綱吉が娘の鶴姫を溺愛するあまりに出した「鶴字法度=庶民の鶴の字の使用を禁止」したことに因んでいます。
 
寛永19年(1642)大阪生まれ。15歳の頃から文芸の道を歩み始め、家業を他人に任せて諸国を渡り歩き、天和2年(1682)小説の第1作「好色一代男」が出版され好評で、江戸でもベストセラーとなり、草子作家としての地位を獲得しました。
 
120730_48.jpg西鶴の「浮世草子:うきよぞうし」は、町人物・好色物・武家物に分けられます。西山宗因に師事して俳諧を学び、速吟軽口の俳風から「阿蘭陀流(オランダ流)」「放埒(ほうらつ=不品行さ)抜群」などとからかわれました。
 
「浮世」には「世間一般」という意味と「色事」「好色」といった意味があります。遊里や金銭を主な題材として町人生活をリアルに描き、娯楽性のある浮世草子を確立しました。
 
西鶴は経営学の師としても評価されています。越後屋は突然の雨に備えて番傘を店に置き、顧客に貸し出します。その傘には「越後屋:何番」と通し番号が書かれています。顧客は傘を借りて帰る道すがら「越後屋」の宣伝をしてくれるし、傘を返しに行けば再度顧客になる可能性も高い。以来「番傘」は通称となりました。西鶴の素晴らしい知恵と才覚です。
 
元禄6年(1693)8月10日、大坂鑓屋町の草庵で没。52歳。その辞世は「人間50年の究り、それさへ 我にあまりたるに、ましてや 浮世の月 見過ごしにけり未二年」とあります。
 
西鶴の墓は大阪上本町「誓願寺」
(大阪市中央区上本町西4-1-21)
参考サイト
http://www.chizumaru.com/czm/objlist-27G1009X487879.826Y124799.968S500D27010654.htm

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
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