二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

10月18日「東京、浅草観音 菊供養」です。

■10月18日「東京、浅草観音 菊供養」■
111012_24.jpg聖観音宗総本山「浅草寺:せんそうじ」の本尊は聖観音、山号は金龍山浅草寺(あさくさでら)と呼ばれ親しまれ、江戸時代には徳川家康が幕府の祈願所に指定し、下町文化の中心的存在になりました。江戸三十三箇所観音霊場の札所1番。

大化元年(645)勝海上人という僧が寺を整備し、夢告により本尊を秘仏と定めたといわれます。さらに平安時代初期の天安元年(857)、延暦寺の僧・円仁(慈覚大師)が「お前立ち」の観音像を造ったと伝わります。観音像は、高さ一寸八分(約5.5cm)の金色の像であると言われますが、公開されることのない秘仏のためその実体は不明です。

121013_26.jpg菊供養」は、信徒の持参した献菊と、献菊されていたもの(下供菊)とを交換して供養するものです。供華会(くうげえ)ともいいます。

始まりは明治30年(1897)10月11日(旧暦9月9日:重陽)。謡曲「菊慈童」には「此の妙文を(観音経八句の偈の中四句)菊の葉に、置く滴りや露の身の、不労不死の薬となって、900歳を送りぬを、汲む人も汲まざるも、延ぶるや千年(ちせ)なるらん」とあります。これは「重陽の宴」や「菊の被綿(きせわた)」の行事となっています。

浅草寺では菊の出廻る頃、10月18日の観音薩捶の縁日を期して「菊供養」を行います。

浅草寺
◇東京都台東区浅草二丁目3番1号
◇東京メトロ・都営地下鉄「浅草駅」徒歩5分
◇浅草観音HP
http://www.senso-ji.jp/
菊供養会
http://www.senso-ji.jp/annual_event/kikukyoue.html

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
旧暦での重陽の節句近くは、ちょうど菊の開花時期です。菊人形の披露など菊に関する催しやイベントが各地で開かれます。10月は秋祭りのピークで、菊供養、重陽の節句など収穫を祝うものが多いようです。
朝晩が冷え込みます。ひと雨がごとに冬の気配が濃くなります。お風邪などお召しにならないようにお体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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