二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

11月12日「京都、空也堂開山忌」です。

■11月12日「京都、空也堂開山忌」です。■
121112_26.jpg空也堂:くうやどう」とは、空也堂開山忌と号する天台宗の寺で、「空也」を本尊とするため空也堂と呼ばれます。天慶2年(939)空也上人の開創と伝わり、当初は、三条櫛笥にあったので「櫛笥道場」とも、「市中道場」とも呼ばれました。
 
平安中期の念仏僧「空也」は、鐘を叩き念仏を唱えて全国を行脚し、仏教の庶民層への布教に尽力する傍ら、橋を架け、道路や井戸を整備し、野にある死骸を火葬して荼毘に付すなど社会事業も行いました。空也は「市聖(いちのひじり)阿弥陀聖」とも称され、後の「一遍」をはじめとする布教僧等に大きな影響を与えました。
 
121118_20.jpg市中に疫病が流行したとき、自ら「十一面観音像」(六波羅密寺の本尊・重要文化財)を拝み、それを車に乗せて洛中を引き、薬湯の茶を病人に与えて病人を救ったと伝わります。これが「王服茶笑」の起こり。
 
毎年11月第2日曜日、空也上人を偲んで開山忌(空也忌)の法要が営まれます。王服(おうぶく)茶の献茶式の後、空也僧による「歓喜踊躍(かんぎゆやく)念仏」と「六斎(ろくさい)念仏焼香式」が奉修されます。「京都の六斎念仏」は、重要無形民俗文化財に指定されています。
 
空也堂
◇京都府京都市中京区蛸薬師通堀川西入る
◇市バス「堀川蛸薬師」停留所・徒歩3分
◇参考
http://everkyoto.web.fc2.com/report241.html

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
空也といえば、辻説法と踊念仏です。歓喜踊躍念仏踊、六斎念仏踊など有名です。開山忌に参加してみると楽しい雰囲気の踊念仏、焼香式になります。影響を受けた一遍聖人が、各地を回って
説法に道徳的規範を教えながら、橋や道路を作るのに行脚した気持ちがわかります。人が喜ぶことに尽力できることは、尊いことなのでしょう。
季節の変わり目です。お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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