二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

11月8日「京都、伏見稲荷火焚祭」「ふいご祭」です。

■11月8日「京都、伏見稲荷 火焚祭」「ふいご祭」です。■
121103_20.jpg伏見稲荷大社:ふしみいなりたいしゃ」は、主祭神に「宇迦之御魂大神:うかのみたまのおおかみ」を祀る神社で、全国4万社ある稲荷神社の総本宮です。「佐田彦大神」「大宮能売大神」「田中大神」「四大神」を配祀。式内社(名神大)、二十二社の上七社の一社で旧社格は官幣大社。

創建は和銅4年(711)渡来人の秦氏が農耕神として祀ったのがはじまりと伝わります。現在では商売繁昌の神様として崇められ、初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集め、年中多くの参詣者が訪れます。

秀吉の寄進と伝わる楼門、稲荷造りと呼ばれる華麗な彫刻が見られる本殿は大変に美しく、奥社までの「千本鳥居」と呼ばれる鳥居のトンネルが有名です。

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秋の収穫後、五穀の豊饒を感謝する祭り「火焚祭」は、万物を育てたもう稲荷大神のご神恩に感謝する祭典で、古来より伝統ある行事として広く知られます。

伏見稲荷火焚祭」は、俗に「鞴(ふいご)祭り」と呼ばれ、各地で行われる火焚の中でも特に有名です。稲荷神社は鍛冶の守護神とされ、鍛冶屋・鋳物屋など火を使う職業の人々の信仰をも集めます。

もともと御火焚(おひたき)は江戸時代から京都を中心に行われてきた神事で「ほたけ」「おほたけ」ともいいます。平素の罪や穢れを祓い、心身を清めるため、参拝者は火焚串を奉納します。

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本殿で神事が執り行われたのち、神苑斎場にて全国崇敬者から奉納された数十万本の「火焚串」を焚きあげます。火の持つ霊力によって願いが叶うといわれます。宮司以下神職をはじめ参列者一同、大祓詞を奉唱して、罪障消滅万福招来を祈ります。

伏見稲荷大社
◇京都市伏見区深草藪之内町68
◇JR奈良線「稲荷駅」すぐ
公式HP
http://inari.jp/

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
毎年11月8日になると、火造り場の火を落として、しめ縄を張り、ふいごの横にお神酒や鯛や野菜やみかん、そして炎の形の焼印を押した紅白まんじゅうをお供えしました。お赤飯を炊いて、紅白まんじゅうとみかんを添えて工場周辺のご近所に配りす。ふいご祭りを「おひたきさん」と呼んでいました。
御火焚(おひたき)祭は、鋳物師や鍛冶屋にとっては、ふいご祭と同化していたのです。とくに京都では、稲荷信仰と重なりあって、火造り場には火の神さまである愛宕神社のお札と、お稲荷さんの神棚が並んで祀られました。
炎の力を利用した鍛冶職人が炎に感謝して長い間、お祭りしていたようです。最近では、仕事に感謝の祈りができる方が減ってきています。社会に役立つ仕事に誇りを持ちましょう。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆写敬白


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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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