二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

2月25日「京都、北野天満宮 梅花祭」です。

■2月25日「京都、北野天満宮 梅花祭」です。■
120210_21.jpg「北野天満宮」は、菅原道真公を祀る神社の宗祀で、国を鎮め守る神として平安時代中期、多治比文子らによって北野の右近馬場に菅原道真公の御霊を祀ったのが始まりとされています。


菅原道真公は、延喜3年(903)2月25日薨去されました。この祥月命日に行われる祭典が「梅花祭」です。道真公の詠んだ「東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」に由来しています。

鳥羽天皇天仁2年(1109)2月25日に、この祭典の記録が残ることから約900年の歴史を持っています。祭典では貞明皇后参拝の古例により皇后陛下の御代拝が行われます。

古くは御祭神を宥(なだめる)と音の通じる菜種の花を供えて「菜種御供:なたねのごく」と称していましたが、明治以降新暦になり、菜種のかわりに梅の花を用いたことから次第に「梅花御供:ばいかのごく」と呼ばれるようになりました。

「大飯(おおばん)・小飯(こばん)」と称すこの御供は、四斗の米を蒸し大小2個の台に盛ったもので、古くより西ノ京に住む宮の「神人」の末裔らにより、前日に参籠潔斎し調整されます。

130208_21.jpg白梅・紅梅の小枝を挿した「紙立:こうだて」を、男女の厄年に因み42本の白梅と33本の紅梅を2台にわけて御神前に供えます。授与所では「紙立」に用いた玄米「厄除玄米」が授与されます。

※「紙立」とは、仙花紙を筒状にし、底に小さなかわらけを敷いて、中に玄米を入れ梅の小枝を挿し立てた特殊神饌のこと。「香立」とも書く。

北野天満宮
◇京都府京都市上京区馬喰町
◇JR「京都駅」バス「北野天満宮前」下車すぐ
◇北野天満宮HP:http://kitanotenmangu.or.jp/
◇梅花祭Web:http://kitanotenmangu.or.jp/category/kitano_event/

◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
菅原道真公の精神は「和魂漢才」に集約されるように、自国の歴史と文化にしっかりとした誇りを持ち、他国の文化も受けいれる寛容さが特徴です。また、菅原道真公が生涯一貫された「誠の心」は、今も日本人の心に生きつづけています。
2月は梅にちなんだ祭礼が続きます。北野天満宮の梅花祭は、厄除けの意味が強く、神事と解釈できます。梅花祭にお出かけの際には、まだまだ寒い日が続きます。お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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