二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

12月18日「納めの観音」です。

■12月18日「納めの観音」です。■
121206_26.jpg「観音菩薩:かんのんぼさつ」は、仏教の菩薩の一尊で、「観世音菩薩:かんぜのんぼさつ」または、「観自在菩薩:かんじざいぼさつ」とも。別称「救世菩薩:くせぼさつ、ぐせぼさつ」など。
 
中国六朝時代の訳経僧「鳩摩羅什:くまらじゅう」の旧訳では「観世音菩薩」といい、当時の中国大陸での呼称も観世音菩薩でした。これには「観音経:かんのんきょう=妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」の趣意を取って意訳したとの説があります。
 
般若心経の冒頭に登場する菩薩でもあり「般若の智慧の象徴」ともなっています。浄土教では、観無量寿経の説くところにより「阿弥陀如来の脇侍」として「勢至菩薩」とともに安置されることも多い。観音菩薩は「大慈大悲」を本誓とします。
 
観世音菩薩は身を三十三に変化し、衆生を利益し、済度すると伝わります。「観音三十三身」に因んで、西国・坂東・秩父などの代表的観音霊場三十三所を巡礼する「観音信仰」が中世以降に盛んになりました。観音の縁日は毎月18日とされ、その日に参拝すると特にご利益があるとされました。
 
111212_24.jpg「納めの観音」とは、一年を締めくくる観音様の縁日のことです。東京浅草寺、京都清水寺などが有名で、参道には年の市が立ち、正月の縁起物を売る露店が軒を連ねます。


現在浅草寺の「羽子板市」では、羽子板でつく「おい羽根」が害虫を食べる「トンボ」に似ているところから、女の子に「悪い虫がつかない」とゴロを合わせて縁起を担いでいます。

更に、羽根の「豆:むくろじ」の部分から「魔滅:まめ」に見立てて魔除けになる。あるいは「マメに暮らせる」などとも縁起を担いでいます。このように江戸時代、女の子が生まれた夫婦に羽子板を贈る風習があり、羽子板を正月の縁起物として「歳の市」で扱う店が増えたと伝わります。

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
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