二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

12月9日「京都、了徳寺大根焚き」です。

■12月9日「京都、了徳寺大根焚き」です。■
121210_30.jpg法輪山了徳寺(ほうりんざんりょうとくじ)は、通称「大根焚寺:だいこんだきでら」と呼ばれ、毎年12月9・10日に行われる「大根焚き」の行事で有名です。
 
建長4年(1252)親鸞上人が法然上人の遺跡を訪ねてこの地に来て説教したところ、里人が喜んで大根を煮てもてなしました。親鸞はこれに深く感じ、庭のすすきを束ねて筆にして「帰命尽十万無碍光如来」の十文字を記して、里人に与えました。
前庭には「すすき塚」があって、親鸞聖人が筆の代わりにしたススキ筆が今も残されています。
 
この故事から、大根を煮て皆で分け合って食べる習わしになりました。三つの大鍋に大根と油揚げを入れ、醤油で煮込みます。約3千本の大根は、早朝より大鍋に入れられ薪で焚かれ、二日間で約2トンも焚き上げます。

了徳寺で焚かれる大根はまぼろしの「篠大根」です。「保津川下り」でもう少しで、保津峡にかかろうとする右岸一帯に広がる肥沃な堆積土で、育てられた大根です。めったに口に出来ない貴重なものです。


121205_26.jpgこの大根を食べると中風のおまじないになると伝わり、多くの参拝者で賑わいます。
毎年11~12月にかけて、大根焚きは京都各地で執り行われます。法輪山了徳寺千本釈迦堂(12月8日)、三宝寺(12月3~4日頃)、別格本山覚勝院(11月22~23日)、比叡山延暦寺(11月20日頃)他、それぞれに謂れがありますが、大根の収穫時期に重なります。


どちらでも「お斎」の用意がされています。一部では数量限定で無料配布されています。大根は塩味、醤油で焚きこみ、油揚げなどでを加えて素材の風味を引き出してあります。


了徳寺
◇京都府京都市右京区鳴滝本町83
◇阪急「四条大宮」バス
◇京福電車「高雄口」「鳴滝」徒歩5分
◇JR「京都駅」バス「鳴滝本町」所要45分
◇公式HP
http://www.ryoutokuji.or.jp/

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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