二十四節気は1年を24の節に分け、節気ごとに命名して気候の変化、推移を知り、社会や生活の中で季節感を役立てるものです。

12月6日「小田原、秋葉権現 火防祭」です。

■12月6日「小田原、秋葉権現 火防祭」です。■
121205_22.jpg「秋葉権現:あきはごんげん」は、秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神です。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は「遠州大登山秋葉寺:しゅうようじ」から勧請された「秋葉社」が全国に広まりました。
 
観音菩薩の化身とされた信州出身の秀修験者・三尺坊の歿後、「秋葉三尺坊大権現」としてお前立ちとして祀ったことが起源。観音菩薩を本地仏とし、75の眷属(狐や龍神など)を従えます。
 
「秋葉」の由来は、嵯峨天皇から寺に賜った和歌の中に「秋葉の山に色つくて見え」とあったことからとか。また、「行基が秋に開山したことによる」「焼畑に由来する」などの異説も。
 
秋葉三尺坊権現は「火難除けの神」として知られ、全国各地に「秋葉講」が結成され、遠州秋葉参りが盛んになりました。また、遠州秋葉参りできない人々の為に、地元に「秋葉権現」を勧請。秋葉講の講社の数は、盛時には全国3万余を数えました。
 
111130_16.jpg慶応4年(1868)神仏分離・廃仏毀釈により、修験道の神である秋葉権現は廃されました。明治6年(1873)遠州大登山秋葉寺は廃寺に追い込まれ、当時の国家神道の「秋葉神社」に強制的に改組されました。
 
「小田原、秋葉権現 火防祭」、「秋葉山量覚院」で行われる火防(ひぶせ)祭です。秋葉山量覚院は江戸時代の小田原城主・大久保忠世が信仰していた遠州秋葉大権現の分社として設けられました。
 
「火之迦具土大神:ひのかぐつちのおおかみ=火の幸を恵み、悪火を鎮め、火を司り給う神」を祭神として祀ります。火防の神様として全国各地から、消防や火力発電など「火を取り扱う仕事」の関係者が、お参りとお札を求めに訪れます。
 
防火祭では、修験者装束の山伏が天下泰平の祈願を行い、山伏問答をした後、オキの火の上を渡る「火渡り」の儀式が行われ、無病息災を祈願します。
 
秋葉山量覚院
◇神奈川県小田原市板橋544
◇箱根登山鉄道「箱根板橋駅」徒歩10分
◇参考ブログ
http://odawarapr.fc2web.com/hibuse.htm

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八木宏之プロフィール
セントラル総合研究所・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所
代表取締役社長

連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきました。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)など多く出版。平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録しました。
著書の紹介はこちらから。

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